靴 Bamboo Grass

職人によって生み出される最高の靴

一貫して「Goodyear Welted」という製法にこだわり続けています。
「熟練された人の手に勝る機械は存在しない」「本物の革に勝る素材は存在しない」という靴づくりの哲学を英国から学び、さらに日本人独自の審美福で、選びぬいた素材、磨いてきた技。200を超える工程を経て出来上がるこれらの靴。常に最高の靴づくりを目指しています。

  1. STEP1. 裁断

    v革は自然素材。原皮それぞれに特性があり、部位それぞれに方向性があります。革一枚一枚を丹念にチェックしパーツを型入れし、切り出していきます。

  2. STEP2. 縫製

    STEP2. 縫製ポイントはより立体的にまとめること。ステッチもデザインの一部。ひと針ひと針、心を込めて縫い上げます。

  3. STEP3. つり込み

    STEP3. つり込みラスト(靴型)に中底を仮止め、縫製されたアッパーをまとめていきます。履き心地を左右する重要な工程。手を添え緩みのないようラストにフィットさせていきます。

  4. STEP4. スクイ縫い

    STEP4. スクイ縫いつり込まれたアッパーと中底に立てたリブにウエルト(細革)を縫い付けていきます。縫い目は表に出ないもののGoodyear製法の根幹であり、この構造が丈夫で安定感抜群の履き心地を生むのです。

  5. STEP5. 出し縫い

    STEP5. 出し縫い細革とソール(本底)を縫い上げます。クッション材になるコルクとシャンクという背骨の役割をはたす部材をしっかりサンドし、外観にも大きく影響する工程です。

  6. STEP6. コバ削り

    STEP6. コバ削りコバ(底のサイドエッジ)を高速回転する刃物で削り出します。定規はなく職人の勘が全てです。張り出させてボリュームを出したり、削り込んで華奢に仕上げたり、技が光ります。

  7. STEP7. コテ掛け

    STEP7. コテ掛け削り出した革に熱ゴテをあてて面を作り、インクを塗り磨きあげる。底面のオーナメントもまた、熱せられた様々なコテで飾られていきます。

  8. STEP8. 仕上げ

    STEP8. 仕上げ工程中についた油汚れを洗い落とし、クリームをつけて磨き上げます。この後、敷革を貼り、紐を通して出来上がり。最後に入念なチェックを受けます。

デザイン

  • ラウンド トゥ(エッグ・トゥESシリーズ)

  • チゼル トゥ(CSシリーズ)

  1. STEP1. トゥの選択

    基本システムは、ふたつのフォルムの中からお選びください。どんな場面にも合わせ易くオーセンティクなラウンド・トゥ。よりスタイリッシュでトレンディなチゼル・トゥ。
    ※チゼルとは鑿(のみ)のことです。

  2. STEP2. 素材の選択(甲革)

    基本システムは、国内で鞣された牛革の中から厳選し、いろいろな場面を想定して、豊富なバリエーションで構成しています。コンセプトは、長く愛用してもらうということです。カーフ(子牛)からキップ(中牛)スムース、起毛、オイル、型押し。カラーも多数揃えました。パーツごとに素材をかえてコンビネーションをお楽しみいただくことも可能です。

    素材の選択オプション(op)

    基本システム以外の素材もご使用になれます。写真のような特殊素材や欧米の有名タンナー製など、ご指定があればご相談ください。(価格と納期は別途・要打合せとなります。)また、取扱店の別注という形式でカスタマイズすることも可能です。

  3. STEP3. デザインの選択

    基本システムは、別冊中綴じのデザイン見本帳の中からお選びいただけます。ラウンド(ES)、チゼル(CS)のトゥごとにデザインがありますのでご注意ください。フォーマル、ドレスアップ、ドレスダウン、カジュアルアップ、カジュアルダウンとそれぞれのオケージョンを想像し、素材との相性などを考えながらお楽しみください。アイテムネームは、この製品に携わった人々の名を冠しています。

    デザイン選択のオプション(op)

    見本帳にないデザインや一部変更というご希望にもお応えします。(価格と納期は別途、要打合せとなります。)また、取扱店の別注という形式でのカスタマイズすることも可能です。その場合、アイテムネームに発注者の名を冠させてもらいます。

ディテール

  1. STEP1. トゥの選択

    ソールの選定は機能性・ファッション性、両面で非常に重要です。基本システムは4つのバリエーションです。お勧めはやはり本皮のソールです。ムレ難いことはもちろん、履き込むほどに足に馴染んでくる感触は他を圧倒します。また、歩いたときの「コツッ、コツッ」という響きには言葉には出来ない感動があります。但し、雨の日に履いた後の減り易さと滑り易さは欠点です。その点を考え、ヒールはスベリ難く減り難いイタリア・ビブラム社製をご用意しました。その他、ドレスにも合わせ易い合成ゴム製のダイナイト柄ソールとスベリに抜群に強い、米糖セラミックス(特許申請中)入りオリジナルソール、天然ゴムで味のあるクレープソールをご用意しました。ヒールはそれぞれ同一素材です。

    ソール&ヒールの選択オプション(op)

    例えば、本革のソールの厚みを増したい。写真の様なヒールをつけたいといったご要望にもお応えできます。(価格と納期は別途・要打合せとなります。)また、取扱店の別注という形式でカスタマイズすることも可能です。

  2. STEP2. ソック(敷革)ブランドの選択

    選択肢は3つです。写真をご参照ください。
    基本システムは「謹製誂靴・和創良靴」。もうひとつは取扱店名を冠したハウスブランド。この場合は、刻印代が別途必要です。さらにお客様のお名前を感じ、イニシャル、ローマ字のいずれかで刺繍を施すことができます(有償op)

  3. STEP3. 裏革の選択

    基本システムは3色からお選びいただけます。
    色落ちが少ないナチュラル(ベージュ)/Recommand Casual
    合わせ易いブラウン/Recommand Dress&Casual
    シックなダークグレー/Recommand Formal&Dress

  4. STEP4. 靴紐の選択

    基本システムは、長さとカラーがデザインと革素材ごとに規定されています。選択はロー引きの丸紐か平紐。カラーの指定は無償opです。素材についてはご指定があればご相談ください。

  5. STEP5. ステッチの選択

    基本システムは、アッパーのミシンステッチについてっは、カラーマッチングで規定されています。出し糸については、黒・濃茶・薄茶・白の中からいちばん近いカラーを選定しています。写真のように、黒の革にあえて白糸を選択するような場合はご指定ください(有償op)

オプション&リペア

オプションサービス

各ステップでご説明した様に、様々なオプションに対応していますが、さらにそれ以外のオプションにも対応します。 例えば、写真のように出し縫いを表底に見せないヒドゥチャネル。ヒールへの釘打ち。踏まず部を盛り上げて木釘(ペース)打ち。細革(ウエルト)の形状やカラーを変えることなども可能です。基本システムでは飽き足らないハードユーザーのご要望にお応えします。また、独自のラスト(靴型)を開発し取扱店の別注という形式でカスタマイズすることも可能です。お客様個人のラストをおつくりすることも可能です(これらのオプションについては、納期と価格は別途・要打合せとなります。)取扱店のオリジナル性を重視したいとお考えでしたら、あらかじめ取扱店カスタマイズド・システムを構築することをお勧めします。

リペアについて

グッドイヤーの特徴のひとつは、細革(ウエルト)を縫っている為、中底に穴があかない限り何度でもリペア(修理)出来ることです。せっかく最高の履き心地を手に入れた訳ですから、大切に愛用していただきたいと思います。

マメ知識

リペアの前に、まずシューズケア。よく言われていることに、靴を長持ちさせる秘訣は、何足かを履き替えるということ。これは正論です。一日に汗をかく量は想像以上。靴を休ませることは、汗の発散につながります。そしてケア。まず全体の汚れをブラシで良く落とし、次はコバの汚れを落とし(ここは歯ブラシ)。クリーム(必ず乳化性、出来ればデリケートタイプ)を全体に塗り(あまりつけすぎないことがポイント)、柔らかい布で拭いていきます。(保革性を高め、革のワレを防ぎます。)ツヤを出したい場合は、ワックス系クリーム(ごく少量)を塗った後に水2~3滴を垂らして磨き込みます。愛された靴はさらに輝きを増し、味が出てきて手放せない一足になります。